描き、解体し、また構築する。 まるで生命がつながるように。
何ひとつ完結するものがないかのようにつながっている生命、動き、表情、美しさ。時に紙の上に、時に木の板の上に、描き、削り、瞬間の表情を捉える。でも、命や日常が止まらないのと同じように、また作品を解体し、次の作品を作り続けていく。長雪恵の終わりなき作品作りを紹介しています。
これからもやっていきたいこと
自分の作家活動とは別に、さまざまな分野の方々と一緒にやっていきたいと思っています。私ができることは描くことです。紙や木だけでなく、布やレザーなど身体に近い素材にも描いてみました。新しい可能性を感じていただければ幸いです。
ファッションブランドとのコラボレーション
pillingsのコレクションのため、レザーを焦がしながら描く作品を制作しました。自分の作家活動だけでなく違う分野と一緒に作る楽しみがあります。
ニットでも描く
これはコラボレーションではありませんが、自分の描写の可能性を広げたいとニットを始めました。ニットは立体と平面の間にあり、描きたい生命が違う形で形にできたと思います。
布を焦がし、削り、描く
木や紙に描いてきましたが、人が纏えるものに近づきたいと思い、布に描いてみました。ただ描くだけでなく彫刻の技法を使って描いています。